10月8日に12月までのチャーター便で運航を開始したヤンゴン発の関空便ですが、
結局8日、10日、27日そして11月4日の4回のみ運航し、現在無期限運休中。。
各種情報はこちら↓
実は就航前にヤンゴン発の日本旅行で利用できないかと
現地担当者や各所とお話させて頂きましたが、
その中でふと気づいた事。。
もしかしてシートコントロールする専門スタッフいない?
ANAでさえ毎日、各便の席販売数と睨めっこし、
試行錯誤しながら必死に搭乗率を確保しており、
席を埋めることは凄く大変な最重要ミッションです。
そのために航空会社はあらゆる方法を取り、
それを運用するスタッフが不可欠となります。
・KB(キックバック) 販売実績に応じての手数料支払いまたは事前取り決めの販売数に達した場合に協力金のバック等
・割引運賃設定 団体や個人に対してキャンペーン等で特別な運賃を提供する
・団体枠の出し入れ 混雑する便は団体に販売せず、席を埋めたい便は団体席の設定数を多めにする。
・販促協力 販売を行う旅行会社等への販促機会の提供(新聞広告枠提供等)
・コードシェア設定 他社便を販売し、自社の就航していない都市への航空券も販売する。
などなど以下多数。
ANAもそうですが航空会社の場合、どの便の席が売りたくて、
その売りたい席数の目安(搭乗率のヤバさ加減)を把握した上で、
明確な方針を持って旅行会社等と販売交渉を行うので、
いつもそこを考慮して私も交渉するのですが、
今回は結局わからないままでした。。
ちなみに日本の航空会社ではほとんどありませんが、
海外では搭乗者が少ない便は度よくフライトキャンセルになります。
(中国系の航空会社でよく痛い目にあいました。。。)
確かにプノンペン経由時の問題は聞いていましたが、
入国しない経由立寄りの場合は問題ないとのお話でしたので、
単純に搭乗率の問題と予想。
今後もミャンマー航空は積極的に日本への定期便就航を目指すかと予想しますが、
就航させることより何倍も難しい搭乗率確保ということを最優先に考えないと
茨城、関空、そしてその次ということが延々と続きかねないかと。。
チャーターを含めた航空便の運航はイベント実施と同じように大変なリスクが伴いますので、
政治的、会社戦略的に利用する際には十分注意を。
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